こんにちは、キリです!
チェンナイに赴任する駐在員の方によく
「タミル語って、本当に使うんですか?英語でいいのでは?」
と聞かれることがあります。
もちろん、現地の多くの方は英語を話します。基本的には英語でOKです。
ただ、駐在生活で関わることが多い“メイドさん”や“ドライバーさん”は、英語が苦手な方も多く、タミル語の方がずっと伝わります。
何より、タミル語でひとこと伝えるだけで笑顔になってくれ、良好な関係を築くことができる。
せっかくタミル・ナドゥ州に来たのなら、片言でもタミル語をしゃべってみませんか?!
との願いを込め、「駐在タミル語フレーズ」を作成することにしました。
難しい文字はなし!すべてカタカナで表記しています。
少しでも駐在員やこれから駐在する方のお役に立てれば嬉しいです!
🍛 今回のテーマ:「食事」にまつわるタミル語フレーズ
第1回は、「メイドさんとの会話(食事編)」
料理を作ってくれることの多いメイドさんに、感謝や好みを伝えるタミル語フレーズを10個ご紹介します。
あくまで「通じればOK!」が基本。細かい文法よりも、伝える気持ちを大切にしましょう。
🍴 フレーズ①:パーカ ルシヤー イルック(おいしそう!)
料理を見たときに思わず口に出したいひとこと。
「パーカ」は“見る”、「ルシヤー イルック」は“おいしい”という意味になります。
「パーカ」“見て”+「ルシヤー イルック」“おいしい”=”おいしそう”ですね!
「Looks delicious!」のニュアンスで、料理へのワクワクを伝えられます。
(参考)必ず使うタミル語200単語 その51〜おいしい(ルシ)
🍴 フレーズ②:ロンバ ルシヤー イルック(とてもおいしい!)
「ロンバ」は「とても」の意味。
料理を食べた瞬間、「とてもおいしい!」と感動したときにぴったりです。
(参考)必ず使うタミル語200単語 その115〜とても(ロンバ)
🍴 フレーズ③:ロンバ ルシヤー イルンダドゥ(おいしかった!)
食後の「ごちそうさま」として使えるフレーズです。
「イルンダドゥ」は「イルック」の過去の表現になります。
そのまま「とてもおいしかった!」という意味になります。
🍴 フレーズ④:コンジュン カーラマー/ウッパマー/プリッタマー イルック
「コンジュン」は「少し」、「カーラマー」は「辛い」、「ウッパマー」は「しょっぱい」、「プリッタマー」は「すっぱい」の意味。
料理の味について感想を伝える時に使えます。
「カーラマー(辛い)」「ウッパマー(しょっぱい)」「プリッタマー(すっぱい)」を入れ替えるだけで応用可能。
例)コンジュン カーラマー イルック(少し辛いね)
※あくまで「少しだけ」というニュアンスで伝えると角が立ちません◎
🍴 フレーズ⑤:イドゥ エンナ?(これは何?)
料理の名前を聞くときに使います。
タミル料理はバラエティ豊か。興味を持って聞くことで、会話が広がります。
🍴 フレーズ⑥:イドゥ ロンバ ルシヤー イルック(これ、とてもおいしい!)
「イドゥ」は「これ」の意味。
目の前の料理を指しながら、シンプルに感動を伝えられるフレーズです。
必ず使うタミル語200単語 その5〜イドゥ(これは)とアドゥ(あれは)
🍴 フレーズ⑦:(エナック)イドゥ ロンバ ピディックム(私、これ大好き)
「ピディックム」は「好き」の意味。
「エナック(私にとって)」をつければ、“私のお気に入り”というニュアンスに。
必ず使うタミル語200単語 その40〜好きだ(ピディックム)
🍴 フレーズ⑧:(エナック)イドゥ アヴァラヴァー ピディッカードゥ(私、これはあまり好きじゃない)
「アヴァラヴァー」=「あまり」の意味。
正直な好みを伝えたいときに。
ただし、言い方には注意が必要。なるべくやんわりした表現にするのが◎
必ず使うタミル語200単語 その123〜あまり(アヴァラヴァー)
🍴 フレーズ⑨:ナーネッキ マーンバラン ヴェーヌン(明日はマンゴーが欲しい)
「ナーネッキ(明日)」「マーンバラン(マンゴー)」「ヴェーヌン(欲しい)」
「マーンバラン」を他の食材に入れ替えれば、食材のリクエストにも使える便利表現です。
🍴 フレーズ⑩:ニーンガ スィランダ クック!(あなたは最高の料理人!)
「スィランダ」は「素晴らしい」「最高の」、「クック」はそのまま英語の“cook”。
褒め言葉は万国共通。ぜひ笑顔で伝えてみてください!
🔚 おわりに
いかがでしたか?
タミル語が完璧じゃなくても、気持ちが伝わればOK。
次回も簡単ですぐ使える「駐在タミル語フレーズ」をお届けします。
引き続き「駐在タミル語フレーズ」シリーズをお楽しみに!
