📚 キリタミル 新シリーズ「タミル語ニュース単語」へようこそ!
このシリーズでは、チェンナイ現地のタミル語ニュース番組(Sun News)から、実際のニュース文を1文取り上げ、その中に登場する重要単語をやさしく解説していきます。
現地のリアルなニュースから学ぶことで、会話やテキストでは触れにくい「社会語彙」や「構文感覚」が自然と身につきます。
📰 本日の一文はこちら!
நாளை 12 மாவட்டங்களில் கனமழைக்கு வாய்ப்பு
ナーレイ 12 マーヴァッタンガリル ガナマライック ヴァーイップ
明日、12県で大雨の可能性
📺 出典:2025年10月4日放送 Sun News(タミル語ニュース番組)

🖼 画像引用:YouTube公式チャンネル「Sun News」よりスクリーンショット
📘 今日の単語解説(4語ピックアップ)
✅ 単語①:நாளை(ナーレイ)=明日
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時を表す副詞。日常会話でもよく使われます。
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天気・行事・発表・選挙など、未来を伝えるニュースで頻出。
✅ 単語②:மாவட்டம்(マーヴァッタム)=県、行政区
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単数形:மாவட்டம்
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複数形+格変化:மாவட்டங்களில்(マーヴァッタンガリル)=「県で」
🧠 文法ポイント:
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「-கள்」:複数形
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「-இல்」:場所の格助詞(〜で)
✅ 単語③:கனமழை(ガナマライ)=大雨
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「கனம்(重い)+மழை(雨)」=重い雨 → 大雨
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天気予報や災害報道で定番の表現。
✅ 単語④:வாய்ப்பு(ヴァーイップ)=可能性、チャンス
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抽象名詞。
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よく出てくるニュース表現:「~になる可能性」「~の機会」など。
🔍 一文の構造を見てみよう!
タミル語 | 読み方 | 意味 | 備考 |
---|---|---|---|
நாளை | ナーレイ | 明日 | 副詞 |
12 மாவட்டங்களில் | パディレンドゥ マーヴァッタンガリル | 12の県で | 複数形+場所の格助詞 |
கனமழைக்கு | ガナマライック | 大雨に(対して) | 方向・対象の格助詞「-க்கு」 |
வாய்ப்பு | ヴァーイップ | 可能性 | 名詞(抽象) |
🌀 おわりに
南インドでは、6月〜11月にかけてモンスーンの影響で雨が多くなりますが、
チェンナイを含むタミル・ナードゥ州では、10月〜12月が特に大雨の季節です。
この時期、**கனமழை(カナマライ:大雨)**という単語は頻繁に登場します。
今回の文のように「வாய்ப்பு(ヴァーイップ:可能性)」とセットで使われることが多く、
このセットを覚えておくだけで、
「あ、どこかで大雨があるんだな」
とすぐに察することができるようになります。
📘 それでは、また次回の【タミル語ニュース単語】でお会いしましょう!